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コラム 2014年4月

出会い系サイト詐欺被害について(弁護士 里村文香)

広島市のなかた法律事務所の弁護士の里村です。
 
 
昼間は初夏のような暑さですが,皆様いかがお過ごしでしょうか。
 
先日いわゆる出会い系サイト(サクラサイト)のサイトへの勧誘手口についてお話ししました。
今日は,サクラサイトの二次被害についてお話したいと思います。
なお,サクラサイトの手口についてお知りになりたい方は,以前アップしました「詐欺的なサイト「サクラサイト」にご注意を」をお読みください。
 
出会いサイトは,交友関係を広げるために使用されるものが本来の用途なのだろうと思います。
ですが,実際には,サクラが使われ,いろいろな名目で金銭をむしり取られるということが往々にしてあるようです。
 
サイトにお金を振り込んでも,教えてもらえるはずの相手の電話番号やメールアドレスが教えてもらえない。
「これはサクラサイト被害に遭ったのではないか。」
そう思い,救済策を探し,インターネット等で出会い系サイト詐欺被害の救済を行う業者の情報を探します。
インターネット等で検索すると,探偵業者等が,「返金交渉します」あるいは「詐欺を行った業者の調査をします」などと詐欺救済を謳うものが検索結果に上がってきたりします。
しかし,そもそも「返金交渉」等法律行為の代理業務は,弁護士に限られていますので,探偵業者が「返金交渉」を謳っている場合には,違法な業者であり,怪しいと思ってください。
また,調査を行うと言って,調査契約をさせ,実際には調査をしない等の被害もあります。
 
くれぐれも二次被害に遭われないよう,まず,サクラサイトの被害に遭ったと思われる場合には,まず弁護士にご相談ください。

交通事故に遭ったら... (弁護士 仲田 誠一)

広島のなかた法律事務所の弁護士仲田誠一です。
 
今回は交通事故に遭った時の簡単な話をします。細かい話はまたの機会にお話しします。
 
交通事故に遭ったらどのような流れで進んでいくのでしょうか。
 
もちろん、まず警察を呼んで記録を作ってもらってください。
 
その後、加害車両が任意保険に入っていた場合には、保険会社から連絡が来ます。
通常は当座の治療費、交通費、休業手当等を支払ってくれ、また治療費の代払いをしてくれます。もっとも、あくまでも過失相殺は後で処理をするという前提で支払って来ます。
そのため、あなたの方が明らかに100%に近い過失があるということになれば、この段階からスムーズにいかないでしょう。
一方、加害車両が任意保険に入っていない場合には、自賠責の被害者請求等を行うことを検討しなければなりません。
 
治療が進み、症状固定(客観的にもう症状が改善しないという段階です)をした段階で後遺障害が出ているか出ていないかを前提に、本格的な示談交渉をすることになります。
た だ、一定期間経過すると一方的に治療費の支払いを止めて症状固定診断を迫る保険会社もいます。医者とよくコミュニケーションをとって、保険会社からの照会 に対して、言質を取られるようなことはないように、きちんと「治療中で症状固定はまだだ。」と回答してもらうようにしてください。
 
弁護士に相談するのはどの段階がよいのでしょうか。
依頼をするかしないの話は、示談交渉の段階、あるいはそれまでに揉めた場合にはそのタイミングでいいと思います。
ただ、交通事故に遭ったら早いうちに今後のことを弁護士に相談し、基礎知識を得て、アドバイスを受けておいてください。特に、保険会社等の、○○は払いますという言葉はうのみにしないでください、書面化しなければ平気で覆してきます。
このようなアドバイスを早めに専門家から聞いてください。
 
最後に雑感を。加入者の立場からは揉めない保険会社(きちんと被害者に保険金を払ってくれる会社)がよい保険会社です。
揉めて裁判になると、裁判所に出頭をしなければならない事態に陥ります。強硬な交渉をしてくる保険会社が中にはいますが、加入者にとってはよくない保険会社ですね。
実名を挙げるのは控えますが・・・

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