HOME > コラム > アーカイブ > 里村文香

コラム 里村文香

出会い系サイト詐欺被害について(弁護士 里村文香)

広島市のなかた法律事務所の弁護士の里村です。
 
 
昼間は初夏のような暑さですが,皆様いかがお過ごしでしょうか。
 
先日いわゆる出会い系サイト(サクラサイト)のサイトへの勧誘手口についてお話ししました。
今日は,サクラサイトの二次被害についてお話したいと思います。
なお,サクラサイトの手口についてお知りになりたい方は,以前アップしました「詐欺的なサイト「サクラサイト」にご注意を」をお読みください。
 
出会いサイトは,交友関係を広げるために使用されるものが本来の用途なのだろうと思います。
ですが,実際には,サクラが使われ,いろいろな名目で金銭をむしり取られるということが往々にしてあるようです。
 
サイトにお金を振り込んでも,教えてもらえるはずの相手の電話番号やメールアドレスが教えてもらえない。
「これはサクラサイト被害に遭ったのではないか。」
そう思い,救済策を探し,インターネット等で出会い系サイト詐欺被害の救済を行う業者の情報を探します。
インターネット等で検索すると,探偵業者等が,「返金交渉します」あるいは「詐欺を行った業者の調査をします」などと詐欺救済を謳うものが検索結果に上がってきたりします。
しかし,そもそも「返金交渉」等法律行為の代理業務は,弁護士に限られていますので,探偵業者が「返金交渉」を謳っている場合には,違法な業者であり,怪しいと思ってください。
また,調査を行うと言って,調査契約をさせ,実際には調査をしない等の被害もあります。
 
くれぐれも二次被害に遭われないよう,まず,サクラサイトの被害に遭ったと思われる場合には,まず弁護士にご相談ください。

離婚問題について (弁護士 里村文香)

広島市のなかた法律事務所の弁護士の里村です。
今日は離婚についてお話したいと思います。


現在夫婦の3組に1組が離婚する時代と言われています。
実際に私たちが受ける相談の中でも離婚相談は他の相談に比べて多いというのが実感としてあります。


さて、離婚する場合にはどうしたらいいでしょうか。
離婚の方法には、大きく分けて、①協議離婚、②調停離婚、③裁判離婚の3つがあります。
協議離婚は、離婚の合意に至れば、離婚届にサインをし、これを届け出ることで離婚が成立します。
調停離婚は、家庭裁判所に調停を申し立て、調停により、離婚が成立するものです。調停の成立時に離婚が成立したことになりますので、別途離婚届の提出は要りません。
最後に裁判離婚です。これは離婚調停がまとまらなかった場合に行うこととなります。裁判離婚の場合も、別途離婚届の提出の必要はありません。
なお、裁判離婚をするには離婚調停を経なければならず、いきなり裁判をすることはできないことになっています。


離婚届にサインをして協議離婚をしてしまっていいのか、それとも、調停あるいは裁判をすべきか否かについては、ケースバイケースです。


離婚についてお悩みの場合には、ご相談ください。
 

詐欺的なサイト「サクラサイト」にご注意を (弁護士 里村文香)

こんにちは。広島のなかた法律事務所,弁護士の里村です。
先月当事務所はとある取材を受けたのですが,その内容が「カープTOWNひろしま2月号」という小冊子に載っています
同冊子は,「カープを応援する人たちを応援する」というテーマを基に作られたものです
現在街中で絶賛配布中です(先日行った飲食店のレジカウンターにも置いてありました)。
慣れないもので,ぎこちない表情しか作れませんでしたが上記の冊子30頁,31頁に当事務所弁護士3名が載っておりますので,街で見かけられた方は,ぜひ拝見していただければ幸いです。
少しは,弁護士を身近に感じていただけると思います。
 
さて,先日私に,こんなメールが届きました。
「主婦です。夫とうまくいかず悩んでいます。話し相手になってくれたら700万円あげます。」というものです。
「70歳一人暮らしの男性です。話し相手になってくれたら遺産1000万円譲ります。」等届いたこともあります。
 
客観的にみると,突っ込みどころは満載なのですがそれはさておき,「話し相手になるだけでお金がもらえるなら…」,ということでメールを返信あるいはメールに記載してあるリンク先にアクセスしてしまった…こんな相談がよくあります。
 
これをきっかけとして,お金をもらえるのではなく,お金をむしり取られるという被害が発生してしまうことがあります。
どういうことかと言いますと,そのメールに貼られているリンク先をクリックすると,そのリンク先のサイトに登録するよう誘導されます(メールで返信をした場合には,サイトに登録するよう促されます)。
その後は,サイトを介してその人物(サクラ)とメールのやり取りをするよう指示されます。
サイトを介してメールをするには,1通あたりいくらかお金がかかり,そのため,万単位の金額を振り込むよう指示されます。
「後々莫大な金額がもらえるのだから」と振込んでしまうのです。
次の段階になると,「アドレスや電話番号を教えるから,サイトを介さず直接メールや電話でやりとりしたい」と言われるようになります(最初にメールが送られてきたそのメールアドレスは,「もう使えなくなったから」等という言い訳をされます)。
そして,相手から,「メールアドレスや電話番号を送信した」と言われ,メールを見ると,アドレスや電話番号が文字化けしているのです。
文字化けしていることを相手に伝えると,サイトから,「文字化け解除料」等と称してまた万単位のお金を請求されるのです。
このように,何らかの理由をつけて次から次へと大金の振込をさせられるのです。
 
そして,結局は,異性と出会うこともできない,遺産等の財産ももらえない,ただ財産を失っただけになってしまうのです。
このようなサクラを使った詐欺的なサイト,通称「サクラサイト」(昔は「出会い系サイト」ともいわれていました。)がいまだに存在します。こわいですよね。
世の中うまい話なんてないのですから,知らない人からのうまい話には,くれぐれも乗らないように注意をしてください。
 
なお,なかには本当に異性と知り合えるサイトももちろんあります。
少しでも,あやしいとか,心当たりがあるなどと感じた場合には,お早目にご相談ください
 

[相続]遺産について (弁護士 里村文香)

こんにちは。
 
弁護士の里村です。
当事務所のブログ再開にあたり,簡単に私の自己紹介をしたいと思います。
私は,高校,大学,大学院と広島で過ごし,約10か月ほど大分県にて司法修習を行い,平成23年12月,当事務所に入所しました。
地元広島で,広島のみなさんのお力になれればと思いながら,日々仕事に精進しております。
 
さて,今回は遺産にまつわるお話しを少しだけしたいと思います。
身寄りのない方,相続人のいない方が亡くなられた場合,その遺産は,どのように扱われるのでしょうか。
法律上,その遺産は,相続人がいない場合には,亡くなられた方と生計を同一にしていた人や,療養看護にあたっていた人など特別に縁故のあった人(特別縁故者といいます。)に与えられ,そういう人もいなければ,国に帰属することになっています。
 
「自分は特別縁故者にあたりそうだ」と考える人がその財産の分与を求めるにあたっては,家庭裁判所に対する申立てが必要です。
そして,亡くなられた方と特別な縁故があったというための証拠も必要になってきます。
「あの人とは深いかかわりがあった」などと言っていても,一方の方が亡くなられている以上,その方と特別な縁故にあったということを分かってもらうのは容易ではありません。
そのような場合には,生前どのような実質的なかかわりがあったのかを示したり,細かく述べたりする必要があります。
 
私が担当したケースでは,縁故者の方もご高齢で,かつ,生計を同一にしていたとか療養看護にあたっていたという事情もありませんでした。さしたる証拠もなく,申立ての際には,古い記憶を思い出してもらい,何度も聴き取りを重ね,申立てにこぎつけました。
残された方のために,遺言を書いておかれるのが一番だということを痛感した次第です。 
 
当事務所では,遺言に関するアドバイスや相続についての相談も広く取り扱っております。
お困りのことがあれば,ご相談いただければ幸いです。
 
以上
 
なかた法律事務所
弁護士 里村 文香
 
広島県広島市中区上八丁堀5-27
アーバンビュー上八丁堀602号
TEL 082-223-2900

1

« 仲田 誠一 | メインページ | アーカイブ | 桑原 亮 »

このページのトップへ